女子バスケットボール部の活動紹介

2022年10月の記事一覧

我慢 How difficult it is to win! It's so frustrating.

 タイトルは「勝つのは難しい。とても悔しい。」の意味です。新チームになってから常勝の快進撃を続けてきた学鳳中は本戦 U15選手権に臨みました。9月23日の初戦(対 猪苗代中)に 71-19 の大差で勝利し、続く10月8日の準々決勝(対 若松四・高田中)では、思うように力を発揮できなかったものの、僅差の 57-47 で勝利することができました。さらに準決勝に駒を進め、優勝した若松六中と対戦しました。本来、学鳳中のすべき速攻を一方的に仕掛けられ、結局は 48-85 の大差で敗退してしまいました。もう少し僅差で試合を進められると思っていましたが、思いの外水をあけられてしまいました。それでも、気を取り直して、県大会の出場権のかかる3位決定戦(対 喜多方二中)に臨みましたが、49-43 で出場権を逃してしまいました。実力的には学鳳中の優位が予想されましたが、ノーマークショット、特にドライブシュートをことごとく落とすというミス続きのため一進一退のゲーム展開で、本当に胃が痛くなる試合でした。3ピリオドまで1ゴールリードし、漸く本校の持ち味の速攻が出始めた頃、相手チームのひとりがファウルアウトで、何と4人になってしまいました。油断ではないですが、これで「勝った」と思ってしまったのが慢心でした。中学校バスケットは「マンツーマンディフェンス」が義務化されており、ゾーンディフェンスをするとファウルなどのペナルティが課されるほど厳しいルールがあります。ただ、4人になった時点で そのルールは適応せず、ゾーンディフェンスやむなしとなります。これは想定外でした。言い訳になるかもしれませんが、当然ゾーンオフェンスは指導しておらず、生徒たちはなぜか攻め切ることができず(ディフェンスがマッチアップしない、スクリーンが効かない)、アウトサイドショットを打つしかなく、それを外してリバウンドからカウンターを連続で喰らってしまいました。マンツーマンなら勝っていただけに悔やまれてなりません。ただ、もっとノーマークショットを入れていれば、こんな結果にはならなかったと思うので、もう一度ファンダメンタルから鍛えていきたいと思います。しかしながら、今大会で学鳳中は「第3位」と部長の「優秀選手賞」の表彰を受けました。快挙です。(2022年10月13日)