女子バスケットボール部の活動紹介

お知らせ U15全会津交流大会決勝リーグ結果

見事予選リーグを突破した会津学鳳中女子バスケットボール部は、8月8日(土)に決勝リーグに参加してきました。第1試合は練習試合を行った湊中との対戦でした。昨年の9月に行われた新人戦では前半10点以上リードを許すも後半の猛反撃により大逆転勝利を収め、1点差で接戦を制した相手です。今回も厳しい試合になるだろうと予想されました。学鳳中は練習試合で湊中との素早い速攻に失点を重ね、逆にオフェンスでは速攻での得点がないとの課題が明らかになり、練習試合から2週間、高校生にも胸を借りて、練習に取り組んできました。試合は出だしから学鳳中がキャプテンのレイアップシュート副キャプテンのゴール下シュートなどで良いスタートを切ります。しかし湊中もゴール下や持ち味の速攻などにより食らいつきます。11対8の学鳳中3点リードで第1クォーター終了です。第2クォーターも副キャプテンがジャンプシュートやゴール下のシュート、フリースローを確実に決め、前半を23対16の7点リード、学鳳中ペースで折り返します。後半になり、このままでは終われないと、徐々に湊中のディフェンスの当たりが激しくなり、学鳳中のミスが出始めます。連続得点で徐々に流れが湊中へと傾き始めました。さらには相手エースがスリーポイントラインはるか後方から放ったシュートがリングに吸い込まれ、第3クォーター終了で何と31対35と逆転を許してしまいます。当然、予選リーグを勝ち上がったチーム同士の戦い、勝利への執念と3年生最後の大会を勝利で終わりたいという意地があります。白熱した展開でした。一進一退の攻防が続きましたが、残り3分を切って湊中7点リード。このまま離されるかと思いましたが、チーム一丸でボールをつなぎ、そしてディフェンスから良い攻めへとつながり、3点差まで追い上げるもここでタイムアップ。43対46で湊中の勝利。決勝リーグ第1試合は敗戦となりました。

第2試合は一箕中。これまた直前の練習試合を行った相手で、これまで一箕中とは何度も接戦を繰り広げてきました。1月の新人戦では延長戦の末敗れ、悔しい思いをしました。第1試合に引き続き、好ゲームが期待されます。出だしから点を取り合い、第1クォーターを終えお互い譲らず、7対7の同点。ロースコアの展開です。第2クォーターに入ると一箕中はバランス良くオフェンスを展開し、流れをつかみます。残り5分を切り、7対14とリードを許し、学鳳中たまらずタイムアウト。しかし一箕中はその後もスリーポイントを決めるなど流れを相手に渡さないまま前半を終え、9対21の苦しい展開です。第2クォーターは学鳳中2点に終わりました。このまま終われないとハーフタイムで切り替え、第3クォーターに猛反撃が始まりました。この試合、この日好調の副キャプテンがこれまでチームの全得点という大黒柱の活躍でしたが、徐々にキャプテンのジャンプシュート、激しいディフェンスから相手のミスにつけこみ速攻が決まり始め、バランス良くチームで得点を重ねます。残り1分30秒で3点差まで詰め寄りました。第3クォーターは13対4の学鳳中ペースで最終クォーターを迎えます。出だしの円陣では”We Are Winners!"をこれまで一番の声を出してボルテージが上がりました!勝負の第4クォーター、お互いの勝利への執念が見られ、見ごたえのある展開が続きます。予選リーグで合計6本のスリーポイントを決めたシューターは、相手チームの徹底したマークにあい、良いリズムでシュートを打つことができません。しかし、チームの持ち味であるディフェンスを全員で頑張り、ゴールを狙う展開を続けました。誰一人あきらめることなく最後まで粘りますが徐々に差をつけられ、最終スコア30対39で敗れました。残念ながら決勝リーグは2敗で大会を終えました。

本来であれば6月に全会津中体連大会が行われ、7月に県大会が地元で開催の予定でした。学鳳中史上初の県大会出場を目標に、これまで3年生を中心に毎日の練習を頑張ってきました。中体連大会は中止になってしまいましたが、代替大会を開催していただいたおかげで、これまでの練習の成果を発揮する場をいただき、チームの結束力を高めることがきました。協会の皆様に感謝します。惜しくも接戦を落として決勝リーグは2敗となってしまいましたが、3年間の成長を実感することができました。本当にこのチームを県大会で見たかったと感じた2試合でした。その目標は後輩へと受け継がれました。最後まで大きな声援を送ってくださった保護者の皆さま、ありがとうございました。そして3年生、素晴らしい試合をありがとう!チーム学鳳ピース”We Are Winners!"